赤
赤身さん (8ogxt9ub)2023/4/2 21:55 (No.55406)削除《名前》ハル
《性別》男性
《年齢》19
《容姿》
健康的な薄橙の肌にぱっちりと開いた瞳は灰色で少しくすんでいる。
色素が薄めの茶髪は目にかからない長さで分けられていて、襟足は短い。
来ている服装は日によってまちまちだが、一般的な長袖の服装が多く、顔以外の肌をあまり見せようとしない。
《性格》
礼儀正しく実直で、素直。真面目すぎるが故に人から騙されることも多い。
基本的に自虐的で積極的に人と関わろうとはしないが、親しくなるとお節介を発揮するようになり母親のような言動が出ることがある。
脱出に対しては協力的かつ意欲的、その理由については「妹が待っているから」と語る。
《トリック》
悪食の礼儀
その歯は何よりも硬化し、その食道は外傷に傷つかず、その胃は全てを受け入れ、かつ確実に消化する。
つまるところ
なんでも食べられるようになる。
ただ、それだけ。
《失った記憶》
一人の妹が、いた。
妹は生まれつき身体が弱く、外で遊ぶなんてもってのほか、歩くことすらあまり得意ではなかった。
そんな子供に愛想を尽かしたか。それとも神のイタズラか。両親は早くに理不尽に亡くなり、僕たちは小さな修道院に引き取られた。
それでも、二人でいられれば幸せだった。
ある日、僕たちの暮らしていた修道院は燃えた。出火する原因なんて、どこにもないはずだった。
だから、理由は分からないし、分かりたくもない。
分かるのは、妹は逃げられなかったという事実。
ああ、僕は、救わなかった友を、救えなかった自分を、許せなかった。
ただ、それだけ。
《sv》
「僕…いえ、私はハルと言います。よろしくお願いしますね」
「こら、ちゃんと残さず食べないと……!神様は見ていますよ」
「…………あなたがどうか、私の事姿を忘れてくれることを、祈ります」
「残さずに食べないといけない。それが、礼儀ですから」
《備考》
追記未定